うちの奥さんが「小学生の頃陶板を作る教室で焼いた陶板が見たい!」というので、軽い気持ちで見に行ったんですが、行ってみるとふらっと見学~では納まらない、異様な空間が広がっていました。
ホワイトボードの看板と背景のギャップがすごい・・
内部空間は丘や谷があって全て違うタイルで覆われています。
陶芸教室で焼かれたタイルが壁からこんもりした丘状のところから、数千枚はあるでしょうか、無数に貼られています。
見つからないなと諦めましたが年代の近いものが比較的近くに集合していたので、それを手がかりに探していったら有りました!
↓これが、奥さんのつくったタイルです。小学生の頃に飼っていた犬のナナを作った自信作だったそうですが、記憶とはだいぶ違ったようで、喜びながらも少し残念だったようです。
この虹の泉は、今はなき陶芸家、東健次さんが35年間かけて、一人で造ってこられた作品です。奥様と娘さんが草むしりされていたので、少しお話し出来たんですが、やはり管理が大変だそうで、市の方に保存を掛けあっても、いまのところ「個人の管理で」という回答しか得られていないということでした。
管理が難しいのはとてもよくわかりますが、簡単に放棄されてしまうには非常に惜しい場所です。なんとか存続していって欲しいと思いました。
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