築120年経過した古民家のリノベーションです
古民家の特徴として、居間が北側にあり日当たりが悪く、逆に客間は南側にあり、日当たりが良い構成になっています。構成を反転させて客間を家族スペースにする事は、長年この家で暮らしてきた住まい手にとっては抵抗がありました。
その為、既存の家の構成を保ちながらも、現代の生活スタイルに合うように改修を行いました。北側からの光は直射日光ではないですが、年間通して柔らかい間接光が期待できるので天窓を二か所設けて採光を増やし、すでにリフォームされていた部分は逆に昔の構成に戻して古民家の持つ力強さを取り戻しながら。昔の家に今の暮らしをどうなじませるか考えて設計しました。